印刷会社様向けFAQ

HALSの導入及び、印刷に関するご質問にお答え致します。

Q : どんなものが作れるのですか?

A : HALSは通常のPPやPET-Gとほぼ同様に印刷や後加工が可能です。
カード、パッケージをはじめ、文具、ノベリティ商品、ディスプレイなど幅広い用途にご利用いただけます。

Q : 印刷はどの機械でも刷れるのですか?

A : UVオフセット印刷をお薦めします。ウラ面から刷るドットパターンはオフセット印刷でないと刷れません。
スクリーン印刷では、解像度が足りずうまくいきません。ただし、ウラ面のドットパターンをUVオフセットで刷れば、オモテ面の印刷は可能です。
インキジェットプリンタもUVなら可能です。

Q : 印刷するのが難しいのでは?

A : レンチキュラーと違いピッチに左右されることがなく、安定した印刷がおこなえ、歩留まりが非常によいのが一番の特長です。なおかつ、タテ・ヨコどちらでも印刷できるので取り都合もバッチリです。

Q : データを作成が難しいのでは?

A : 今までの立体視できる画像の制作は大変難しく、しかも、特殊な立体撮影や高価な3Dグラフィックソフトを使用しないとおこなえませんでした。HALSなら、一般の印刷物制作同様、DTPソフトウェアを使用して制作ができます。

Q : レンチキュラーとどこが違うの?

A : レンチキュラーは従来から立体画像によく使われているレンズで蒲鉾状のレンズを並べたもので、指で触るとラインと平行している方向はスムーズにすべり、クロスする方向はひっかかります。(見る方向が決まっています)これは、両眼視差により立体感を感じるものです。
HALSは、ドットアレイレンズを使用しているのでどの方向からも立体に見えるようになっております。これは、運動視差により視点を動かした時そのウラの部分が見えて立体に感じるからです。

Q : バックのパターンは用意してもらえるの?

A : シートをお買いあげいただいた方を対象に、40種類ほどのパターンデータ集および刷り見本をご用意しています。(10万円以上お買いあげの場合は無償提供させて頂きます。)バックパターンが豊富にあるとバラエティーに富んだご提案が可能となり、今までにない立体画像を生み出すことができます。バックパターンさえあれば、オモテ面のデータ作りは通常の印刷物と変わらないので簡単です。

Q : なぜバックパターンが必要なの?

A : HALSは特殊レンズシートにバックパターン(●や★)を印刷することで視覚効果をもたせ立体感を演出する技術だからです。 HALSによって作られる立体感は、通常の自然画タイプ3Dとは異なる、レイヤータイプ(階層型)の3D効果となります。

Q : 階層とは何ですか?

A : HALSには、印刷面に対してパターン面を沈ませるパターンと逆に浮かせるパターンがあります。それにより生じる奥行きを階層と呼んでいます。印刷面に対し沈み階層と浮き階層をプラスして3階層となります。

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